ましも先生の健康note

熱中症→夏バテの悪循環から抜け出そう。

皆さんどうもこんにちは!!

ってあれ?なんか久しぶりじゃない?

前回アラフィフのチャレンジ「夏野菜の煮浸し」を載せたのは遠い昔。

やばい2週間ぶりだわ。。

ということで毎週欠かさずに書いていたnoteですが先週初めて軽やかにスキップしてしまいまして。

と言いますのも実は先週引っ越しをしまして。

自宅のネット開通もまだ済んでいませんで。

でもテザリングはできるわけで。。。

すみません!サボってしまいました!!

毎週載せ続けるぞ!コツコツ勝つコツや!と息巻いていた1月の自分。ごめんな!!

ということで気を取り直して無理せず楽しくコツコツと書き溜めていこう。と自分に甘ーく言い聞かせて書き始めました。

さて冒頭に載せたように実は我が家は先週の連休に引っ越しをいたしました。

距離的には離れていないのですが準備と片付けが本当に大変で。。4年あまりしか住んでいないのに出てくる出てくる。引っ越し屋さんが来る当日まで何十回もゴミ出ししました。

プラレールやらレゴの欠片やら踏んづけて何度も強制的に足ツボマッサージをさせられたのは言うまでもありません。

そしていよいよ引っ越し当日。

当日の最高気温37.7℃。

まさに灼熱地獄。

でもこの暑さの中で引っ越し屋さんたちは本当に気持ちよく作業してくれました!たくさんの荷物を汗だくになりながら積み下ろし。新居の入り口が少しクランクになっていて入りづらいのに笑顔で何回もトライしてくれて。

アートさん最高かよ。

ということでアートさんに限らず炎天下で汗だくになってのお仕事。普段から空調の効いた屋内で仕事をしている自分には想像もつかない大変さなんだろうと思います。

こんな仕事をされている方が絶対に忘れてはいけないのが水分補給。

というのも人間の体の約60〜65%が水分。失われれば深刻な脱水症状につながります。しかしこの水分補給も水だけを飲めばよいというものではないのです。

人間が発汗した時に体から失われるのは水だけでなくナトリウムやマグネシウムなどのミネラルも排出されているのです

人間の身体の大半を占める水分に対してミネラルはたったの数%です。しかし生命活動には欠かすことのできない大事な物質なのです。

大量の汗をかいた時に水だけを飲む

→体内のミネラルの濃度がさらに薄められる。

→この薄まったミネラルの濃度を濃くしようと尿として水分をさらに排出。

→これが脱水症状のはじまり。

ですので脱水症状を防ぐためには水だけでなくミネラルの補給がとても重要になります。

例えば所ジョージさんのCMで有名な経口補水液「OS-1」塩化ナトリウム292mg・カリウム78mg・マグネシウム2.4mg・リン6.2mgにブドウ糖1.8gが含まれています。

また超簡単!経口補水液のレシピもご紹介します。

*水500ml

*砂糖またはハチミツ大さじ2

*塩小さじ4分の1

*レモン果汁大さじ1(あれば)

この4つを混ぜ合わせて出来上がりです。ただしハチミツは1歳未満の乳児には禁忌なので注意してください。

この灼熱地獄を生き抜くために熱中症や脱水症対策がとても大切になるのはよくご存知かと思いますが。じゃあミネラルも補給して水分を何リットルも飲めば良いのでしょうか?

実は多いのが対策しすぎて逆に体調を崩してしまうパターン。

店頭での相談でも水分補給の意識が高すぎて涼しい室内で汗をかかずに過ごしているのに水分をガブ飲みしている方が多くみられます。

水分をたくさんガブ飲みすることで「胃腸機能の低下」「消化不良」などを引き起こし「食欲不振」や「下痢軟便」さらに未消化のタンパク質が小腸に流れ込んでくるために鼻炎やじんましんなどの「アレルギー症状」も出やすくなります。

さらに中医学的な視点から見ても。

身体に溜まった水分は湿邪となり脾=胃腸をはじめとした消化や代謝機能の低下を招くとされています。身体が重だるい・食欲が出ない・食べてもエネルギーが産生できない・舌に白い苔がべったり。こんな方は湿は溜まっているサインですので水分補給の仕方を見直す必要があります。

また食欲が出づらくなると冷たくて喉越しの良いものも食べたくなります。このような食事は糖質の補給はある程度できますがミネラル分が不足する傾向になります。

糖質がエネルギーに変換されるの必要なのがやはりミネラルです。このような食事のバランスの乱れによるミネラル不足や水分が多くなることによる脾胃の働きの低下がいわゆる夏バテにつながってくるわけです。

ではここで夏バテの大きな原因を3つ挙げていきます。

まず1つ目は内臓の血流低下。

気温が上昇して体温も上がってくると、人間の体は熱を放散させようと体表に血流を集めます。そして発汗による気化熱で体温を低下させるのです。

ですので体表に血流が集まる分、肝臓や胃腸などの血流量が低下します。結果として疲れも溜まりやすくなったり胃腸の調子も崩すようになってしまうのです。

さらに先ほど挙げた食事のバランスが乱れてミネラルが不足することでこの状態が悪化しやすくなるのです。

そして2つ目に自律神経の乱れ。

体内の温度調節は自律神経によってコントロールされています。

冷房の効いた室内では副交感神経を優位に→体表の血流量を低下→汗腺を締めて体温が外に逃げないようにする。

暑い外では交感神経を優位に→体表の血流量をアップ→汗腺をゆるめて発汗させ体温を放散させる。

昔は暑いのは日中。涼しいのは日が暮れてから。と決まっていましたが、空調技術の発達によってこのような繰り返しを何度も強いられるのが現代なのです。一説によると5℃以上の温度差は自律神経にとって立派なストレスとなるのです。

この温度差のストレスによって体調が崩れてしまうのです。

そして3つ目が睡眠の浅さによる身体の修復力低下。

先ほどあげた温度差によって繰り返されるストレス。さらに暑くて寝苦しい。夜遅くまでスマホやパソコンなどで時間をつぶす。そこで冷たいビールやアイスクリームなどが入ってくるともう大変です。

睡眠は内臓機能を休めて新陳代謝によって1つ1つの細胞を生まれ変わらせる大事な時間。夜遅くまで食べたり飲んだりしているとその消化と代謝に内臓が働かなくてはいけなくなります。眠っている間は新陳代謝に集中させてあげましょう。できるだけ空腹に近い状態で眠りに入ることが理想的です。できれば寝る前3時間は食べ物を控えてください。

またスマホやパソコンなどが発するブルーライトは強い刺激による覚醒作用があります。これも寝る2時間前くらいにはオフにして。本や雑誌などをゆったりと読むようにしましょう。

いかがでしょうか?夏の夜は誘惑も多いものですが1日生き抜くために頑張った内臓と自律神経を休めてあげることも忘れずに。夏バテ気味の方は少しだけ注意してみてくださいね。

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