ましも先生の健康note

続・アラフィフのチャレンジ【夏野菜の煮浸し】心の夏バテにどうぞ。

さあ!いよいよ8月!やっと関東も梅雨明けです!!

あけまして夏っ!

マスクを外せなくて夏っ!

息苦しくて夏っ!

本っ当に暑苦しいっ!!

さあこれからうだるような暑さが1ヶ月以上続きます。待ち遠しかった夏ですが、体も心もちょっと注意。この暑さでは体内からエネルギーも水分もミネラル分も失われていきます。

中医学的に言うと気陰両虚や津液不足の状態に陥りやすくなるのです。

身近な症状で言うと熱中症・熱射病です。

軽度であれば涼しい場所で水分とミネラルを補給して休めば回復しますが、けいれんや意識障害などの重度の状態になる可能性もあります。

【熱中症予防のための3箇条】

①直射日光下での長時間の作業やスポーツは控えめにして。

②外出の際には帽子や日傘などの防暑対策も忘れずにしておきましょう。

③室内で発症する例も多いため空調管理などにも注意しましょう。

さらに発汗量が増えると血液の濃度が上昇するため微小血管が詰まりやすくなります。

夏場は脳卒中や狭心症が増えるという報告もあります。こまめな水分補給やミネラル補給が本当の意味で命を守ることにもなりますね。

ということで熱中症・熱射病が心配な夏。もう体も心もバテてしまう夏にぴったりなメニューに今回はチャレンジしてみました!

そのメニューとは!!

はいドンっ!!!

【夏野菜の煮浸し】

もう思いっきり普通やないかーい!

良いんです。普通で。

毎日食べても飽きない。そして体と心に美味しい。

アラフィフにもなるとこれが最も大事なのです。

ということで。それでは早速チャレンジを振り返りましょう!!

まずはナスを切ります。

恥ずかしながら。初めて切ります。

初めてのナス。どうやって切るのだー!!と思ったのも束の間。

「Hey Siri。ナスの切り方を教えて。」

こんな台詞はアラフィフには無理だわ。自分のiPhoneに住んでいるSiriに話しかけるのがどうにも照れ臭くて。結局ググってみました。

即座に出てきた答え。「ナスのくし切り」にチャレンジです。

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でかいのよ。秋田のご実家から送っていただいたナスがめちゃくちゃよく育ってくれてて。もう見るからに美味しそう。

ここでこのナスの素敵な効能をご紹介します。

ナスは薬膳的には寒性で甘味があり、脾・胃・大腸に効果を持ち、清熱・活血・利水・消腫・健脾・和胃という作用を持っています。身体の熱を冷ましてむくみをとったり、食欲不振を改善してくれるので夏バテ対策にぴったりの食材なのです。

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続きまして。ピーマンを切ります。

ピーマン大好き人間です。子供のころはそうでもなかったのに。今は大好き。焼きそばにもピザにも入っているのといないのでは大違いです。

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そしてパプリカも切っちゃいます。パプリカは成熟して甘味を増したピーマンのこと。英語ではピーマンもパプリカも「bell pepper」と言って同じ表記となります。

ピーマンもパプリカもトウガラシの仲間で実はナス科なんですって。

薬膳的には平性で辛甘味があり、肝・心・胃・腎に効果を持ちます。そして理気・徐煩・平肝・和胃という作用→イライラしたりモヤモヤしたり食欲がなかったりした時にぴったりの食材なのです!

ではここで漬け込む調味液をつくりますー!!

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*麺つゆ→大さじ5

*水→大さじ3

*おろし生姜→小さじ1

*ラー油→小さじ1(鷹の爪で代用可)

*白ごま・かつお節→お好みで。

美味しくなぁれ♪美味しくなぁれ♪とつぶやきながら混ぜます。

そして。ここからが勝負!色とりどりの具材たちをごま油で香ばしく揚げていきます。揚げ物は手際が肝心だろう!と思いっきり肩に力が入ります。

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まずはナス。有効成分のナスニンはポリフェノールの一種で油と馴染むことで吸収が良くなります♪ツヤも出て色合いも良くなりますね〜♪

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続きましてピーマンとパプリカは兄弟一緒に揚げます。

ビタミンCだけでなくカロテンや苦味成分のクエルシトリンもポリフェノールの一種なのでやはり油で調理するのがオススメ。

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火が通った順に調味液にダイブさせていきます。

荒熱が取れたら冷蔵庫に入れて冷やしておきます。

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アラフィフのチャレンジメニューの出来上がりー。

冷やして口当たりも良い。そしてごま油の香りが食欲をそそります。副菜にもビールのおつまみにも最高ですわね。

胃腸の働きが低下しやすい夏。身体にこもった熱を去ってイライラやモヤモヤも吹き飛びます。心の夏バテ予防のためにもぜひ取り入れてみてくださいー!!

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